改過遷善 視聴率　キムミョンミン、パクミニョン主演　全16話

改過遷善 視聴率 キムミョンミン、パクミニョン主演 全16話

「改過遷善」視聴率2位に反騰！有終の美になるか？

6月26日放映終了したMBC「改過遷善」が視聴率2位への反騰に成功して有終の美をおさめるのか関心が集められる。 
6月26日の視聴率調査会社ニールセンコリアによれば、6月25日放送された「改過遷善」は、全国基準9％の視聴率でSBS」君たちは包囲された」（11.1％）に次いで視聴率2位を記録した。 
先立って6月19日放送より1.1％ポイント上昇した記録だ。 
「改過遷善」は、頻繁な欠放に俳優の撮影日程の調整が困難になり、2回放送分を減らした16話で放映終了する予定だ。

法廷を背景にした、エキサイティングで現実性の強い話だ。
そして、キム・ミョンミン、キム・サンジュン、チン・イハン、キム・ソヒョンなど俳優たちの熱演が好評を受けて早期放映終了に視聴者たちは惜しんでいる。
放映終了を控え、これまで視聴率3位だったこのドラマは、2位に浮上した状態だ。
「改過遷善」最終回で有終の美をおさめる成績を記録するのか関心が集められる。 
一方、この日初放送されたKBS 2TV 「朝鮮のガンマン」は8.4％で視聴率3位になった。
*視聴率調査会社によって、順位が異なることが生じます。

改過遷善 最終回 極リアリズム、ハッピーエンディング可能か？

「改過遷善」は、ハッピーエンドが可能だろうか。
6月25日放送されたMBC水木ドラマ「改過遷善」（脚本：チェ・ヒラ/演出：パク・ジェボム、オ・ヒョンジョン）15話でキム・ソクジュ（キム・ミョンミン）の敗北が描かれた。 
キムソクジュは、記憶喪失の後、彼の過去の行跡らに大きな衝撃を受けた。 
以来、変化し始めたソクジュは、チャヨンウ法律事務所（ローファーム）を出て、中小企業の為替レートの事件を引き受けた。

この中小企業の為替事件のモチーフは、実際、2013年あったKIKO (Knock In Knock Out)事態。 
KIKO（キコ）事態は危険性が大きい通貨（為替）の商品を金融機関が半強制的に販売された後、リスク管理をしなかったため、為替差損を被った中小企業が倒産の危機を迎えることになった実際の事件である。

視聴者たちは劇中キムソクジュがチャヨンウローファームに対抗して、この事件で勝訴できるか期待を持って見守った。 
しかしキムソクジュ弁護士の完敗だった。 
裁判所はキムソクジュ側の主張を棄却して「銀行がこれを販売したのは不当ではない」と判決した。

実際のKIKO（キコ）事態でも、裁判所は銀行の手をあげた。 
当時、最高裁判所は判決で、「為替ヘッジ商品の選択は企業が決める問題だ」と判示した。 
この判決は、ドラマでもそのまま使用された。 
それほど「改過遷善」は、実際の現実をドラマに反映している劇的なリアリズムドラマだ。

「改過遷善」を眺める視聴者たちはひどい現実を描いてきたこのドラマが最後まで現実感を離さないようにと願う一方、ドラマだけでも痛快な勝利を描いてほしいという複雑な心境を現わしてきた。 
そして、「改過遷善」の選択は、ひどい現実をそのまま描き出すことだった。

今「改過遷善」は放映終了までただ1話だけを残している。
そして、キムソクジュは15話の放送末尾、ベドゥ（白頭）グループ事件を引き受けた。 
ベドゥ（白頭）グループのチンジノ（イ・ビョンジュン）会長は、「ゴールドリッチとチャヨンウローファームが手を組んで、会社を飲み込もうとする今、私の性格のせいにするのか。私が崩れてお手上げになれば誰が今後、外国投機資本を牽制するのか」とギムソクジュに事件を引き受けてくれることをお願いした。

酒類会社である白頭グループは、現金収入のよさにもかかわらず、流動性に問題が生じて、これは外国投機資本のゴールドリッチのせいだった。
白頭グループ事件は真露グループ事件をモチーフにしている。
真露グループは、過去のゴールドマン・サックスとの法廷闘争を繰り広げた。
「改過遷善」でキムソクジュの最後の事件になる白頭グループ事件がどんな結末を迎えるのか注目されている。

*改過遷善 視聴率図表　単位％